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三浦弘行九段の将棋ソフト不正使用疑惑において、三浦弘行九段ご本人より依頼を受け、スマートフォンの解析を実施した。

事の発端は三浦九段の対局中の離席が目立つという指摘から、2016年の竜王戦本戦決勝トーナメントにおいて三浦九段に対し不正に将棋ソフトを使用しているのではないかと疑惑の目が向けられた。その後の対局においても行動に不穏な点は無かったものの、指し手が将棋ソフトに似ている等疑惑がある中で対局は認められず、日本将基連盟から休場届を出さないという理由から出場停止処分を受けることとなった。

しかし、三浦九段は疑惑を否定。不正をしていない証拠の調査として、三浦九段より依頼を受けスマートフォンを解析することとなった。
対局中に将棋ソフトを使用していないことを証明するために、『スマートフォンに将棋ソフトがインストールされているか』『パソコンを遠隔操作できるソフトが導入されているか』を調査した。

その結果、スマートフォンには両ソフト共にインストールされていないことが明らかになり、これを三浦九段に報告した。

その後、三浦九段の疑惑は晴れ、日本将棋連盟からも謝罪される運びとなった。
2018年に対局規定において、電子機器の所持時に罰則が出来る等、将棋界を変化をもたらす事件となった。

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この様に、疑惑を否定するためにデジタルフォレンジック技術が用いられることもあります。

無実の証明のために弊社のデジタルフォレンジック技術が使用されたことを誇りに思うと共に、今後の将棋界の更なる発展を願っております。

<以下「産経ニュース」より>

http://www.sankei.com/affairs/news/161107/afr1611070049-n3.html